お部屋探しの注意点3選!現役不動産営業が解説

不動産

この記事では現役の不動産営業である私が、引っ越しが初めてのあなたにお部屋探しを始める前に知っておいてほしいことを解説します。

いつから探し始めればいいの?
契約するとき何が必要なの?
初期費用はどのくらいかかるの?

初めの引っ越しは知らないことだらけ!

そんな悩みにお答えします!

引っ越す前に知っておきたいこと3選

お部屋探しは住みたい日の何日前に探せばいいの?

結論『1か月前』に探し始めてください。


お部屋探しを始めるタイミングは早すぎても遅すぎてもダメなのです!
筆者である私が不動産営業として働いている中でよくみかけるケースをご紹介します。

探し始めの時期が早すぎるケース

3か月後に引っ越し予定なのですが、早めに探しておきたい

お気持ちはすごくわかります。

しかし、これは探すタイミングとしては早すぎるのです。それはなぜか?

お申込みから契約開始まで1ヶ月しか待ってくれない管理会社さんがほとんどだからです

引っ越しが決まった時点でお部屋をさがして押さえておきたい気持ちはわかるのですが、管理会社さんやオーナーさんからすると、キャンセルされる可能性があるのに、2ヶ月も3ヶ月も無償で取り置きしておくのはリスクがありますよね。

上記のような理由からタイミングが早すぎるのはNGです。

探し始めの時期が遅すぎるケース

家の更新があるので3日後には引越したい

一概に絶対無理とは言えませんが、かなり難しいです。

それはなぜか?

申込→審査→契約書作成→契約の取り交わし→入金→入金と書類関係の確認→鍵渡し→入居

実際に住めるまでにこんなに手順があるのです。

これを数日で完了させるのは至難の業です。ここに引っ越し業者の手配や電気、ガス、水道などのライフラインの手続きもあると考えると3日後に完璧な状態で住み始めるというのはかなり厳しい状況といえるでしょう。

早くて2週間後と考えておくと良いと思います。

契約に必要なものは?

こちらは物件の管理会社さんによって変わります。

ただし身分証はどこの物件でも必要となるでしょう。

そのほかには住民票在職証明書印鑑証明書車検証内定通知書源泉徴収票などがございます。

お申し込みをする際にあらかじめ不動産屋さんに相談してみるとよいでしょう。

初期費用はどれくらいかかるの?

賃料の4~5か月分』の相場が多いとされています。

賃料5万円の物件なら20~25万円といった感じです。

もっと安くならないの?って思いましたよね?
中にはキャンペーンで10万円、5万円ぽっきり!なんてキャンペーンをやっている場合もあります。
0円キャンペーンというのも私は実際に見たことがありますので、初期費用の安さを求める場合はその条件もあらかじめ不動産屋さんに伝えておきましょう。

あとは初期費用を交渉するという手もあります。
場合によっては礼金や毎月の家賃を見直してくれる場合があります。

しかし、最初に申し上げた通り、賃料の4~5ヶ月分が多いですね。

※ここで注意点です!仲介手数料の交渉はなるべく控えたほうがいいかもしれません、、、

Q
仲介手数料とは?
A

仲介手数料とはお客様と物件オーナー様の間に入り、お部屋探しのお手伝いをしてくれる仲介会社への探してくれてありがとうの料金です。
ここを削ってくださいと言われるのは仲介会社としてはあまりいい気持ちにはなりません。
(飲食店で働いている方に、「あなたの時給減らしてお会計安くしてください」と交渉するようなイメージです、、、少し違うかもしれませんが、、、)

以上、初期費用はピンキリですが賃料の4~5ヶ月分と考えておいてください。

まとめ

・お部屋探しのタイミングは1ヶ月前がベスト
・入居申し込みには身分証はマストで7必要
・初期費用は賃料の4~5ヶ月分

上記の3つをお引越し前に知っておくと入居までの段取りがスムーズにいくでしょう。

人生で初めて引っ越しをする皆さん、心配なこともたくさんあると思いますが、この記事が少しでも、引っ越しのハードルを下げる手助けになれば幸いです。

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